- 亀山
- I
かめやま【亀山】(1)京都市右京区嵯峨にある山。 小倉山の東南の尾が亀の姿に似ていることからいう。 嵯峨天皇・後嵯峨天皇が山麓に離宮を建て, 亀山殿といった。 亀尾山(カメノオヤマ)。 ((歌枕))「~のこふをうつして行く水にこぎくる船はいく世へぬらむ/貫之集2」〔多く亀にちなんで賀の歌として詠まれた〕(2)三重県北部にある市。 もと城下町・東海道の宿場町として発展。 産業は伊勢米・茶など。 美術蝋燭(ロウソク)を特産。IIかめやま【亀山】「亀の上の山」に同じ。
「~に生く薬のみありければ/拾遺(別)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.